守護聖人:アッシジの聖フランチェスコ
アッシジの聖フランチェスコ(San Francisco de Asís)はフランシスコ会の創設者で、カトリックの伝統で最も崇敬される聖人の一人です。祝日はローマ・カトリックの典礼暦で10月4日と定められています。フランチェスコは1181年頃にアッシジで生まれ、富を捨て、清貧、祈り、貧しい人々への奉仕に生涯をささげました。また動物と環境の守護者としても祝われます。
パナハチェルは植民地時代の創設以来、聖フランチェスコを守護聖人としてきました。町の正式名称はサン・フランシスコ・パナハチェルです。文化情報システム(SIC)は、フランシスコ会修道士が1567年に建てたサン・フランシスコ・デ・アシス植民地教会を、植民地時代のグアテマラで5番目に建てられた教会として記録しています。パナハチェル市役所も、町が植民地時代初期に聖フランチェスコの庇護下に置かれたこと、主祭が10月2日から6日まで行われ10月4日が中心日であることを確認しています。
教会
パナハチェルのサン・フランシスコ・デ・アシス植民地教会は、現在も使われている教区教会であり、歴史的なランドマークです。ファサードには原型のデザインが多く残り、16世紀のグアテマラのフランシスコ会建築に特徴的な宗教混交を示しています。植民地期スペインの形式と先住民の意匠が組み合わされたものです。主祭壇では聖フランチェスコ像が崇敬されています。教区はソロラ・チマルテナンゴ教区にも属し、同教区は10月4日を主祭の日として案内しています。
祝祭の様子
パナハチェルの主祭は10月2日から6日まで続き、中心日へ向けて盛り上がり、主祭の後も2日間続く5日間の流れです。
アルボラーダ。 10月4日の祝祭は夜明け前に始まる伝統的なアルボラーダで幕を開けます。爆竹、金管楽隊、聖人への夜明け前の奉献が湖と丘に響き、中心日が来たことを知らせる非公式の合図になります。
荘厳ミサ。 10月4日の中心となるミサは教区教会で行われます。教会には地域住民、コフラディアの代表、訪問者が集まり、花とろうそくで内部が飾られます。通常は教区の上級司祭または主任司祭が司式します。
行列。 ミサの後、アッシジの聖フランチェスコ像がパナハチェルの通りを正式な行列で進みます。正装した担ぎ手が肩にアンダを担ぎ、金管楽隊がサンタンデール通りと中央広場を通って教会へ戻る行列に伴います。
フェリア会場。 10月2日頃から中央広場と周辺の通りにフェリアが広がります。屋台では料理、手工芸品、カーニバルのゲームが並び、夜にはマリンバのグループが演奏します。10月4日の夜は、湖を照らす高い竹製の花火構造物カスティージョと花火で締めくくられます。
市民・文化行事。 パナハチェル市は宗教プログラムと並行して、パレード、フェリア女王の選出と戴冠、文化発表、スポーツ競技などの市民行事を開催します。朝は宗教儀礼、夕方から夜は市民的・大衆的な祭りという二重の構成は、グアテマラの主祭に共通する形式です。
カクチケルの文脈
パナハチェルはカクチケル・マヤの共同体で、古くから住む先住民の家族、かなりの数のグアテマラ人ラディーノ、そして大きな外国人居住者層が暮らしています。主祭はこの複雑さを反映します。カクチケルのコフラディア制度は行列とミサに参加し、一方でパナハチェルの商業・観光的な性格により、祭りには湖周辺、高地、グアテマラシティからも出店者と訪問者が集まります。
10月の日程は雨季から乾季への移行期に当たります。10月初旬の午後にはまだ雨が降ることがあり、湖特有の午後の風、ショコミルがフェリアの夜の雰囲気を高めます。
訪問者向け
パナハチェルのフェリアは、小さな町のものより訪れやすい行事です。ATM、レストラン、ホテルなどの町の機能は通常どおり利用でき、観光地区では英語話者も多く、週を通してランチャと陸路の交通があります。ただし、だからといって主祭が観光客向けの行事というわけではありません。特に10月4日のミサと行列は、地域が深い思いを寄せる共同体の機会です。
教会行事では肌の露出を控えた服装を選んでください。行列では担ぎ手とコフラディア会員のために道を空けましょう。屋外の祝祭とフェリア市場は開かれており、訪問者も歓迎されます。10月4日に近い週末は宿泊施設が埋まるため、中心日に町に滞在するなら数週間前に予約してください。
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